アイドルは、一般的には、人々の憧れの対象となっている人物のことを指し、「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」などの意味を持っています。
「アイドル」の起源は、1940年代、アメリカのシンガーであり俳優でもあったフランク・シナトラが「ボビーソクサーのアイドル」(女学生たちのアイドル)と呼ばれ始めたのが最初だと言われています。当時、劇場でフランク・シナトラの公演を見た女性の観客のなかには、興奮のあまり気絶するものや失禁するものすらいたそうです。
日本においては、当初は外国から来た芸能人を対象に「アイドル」と呼んでいました。その後、昭和初期から戦後にかけて活躍した女優の明日待子(あした・まつこ)がアイドルと呼ばれるようになり、日本でも徐々にアイドルの呼称が広がっていきました。
現在、日本にはアイドルグループが3000組以上いるといわれています。