自殺者が急増中…女性の増加が顕著

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全国の自殺者数が今年7月以降に急増していることが、警察庁のまとめでわかりました。

国内の自殺者数は2003年以降、年々減少していました。また、今年も6月までは前年同月比で減少していました。しかし、7月以降の自殺者は急増しています。警察庁が発表した10月の自殺者数(速報値)は前年同月比で39.9%増の2153人でした。また、それぞれ前年と比較で、7月2.6%増、8月17.8%増、9月10.0%増と大きく増加しています。

このデータについて厚生労働省では、「新型コロナウイルスの影響が長期化する中、仕事やドメスティック・バイオレンス、育児や介護の悩みなどが深刻化していることが背景にある可能性がある」としています。また、芸能人の自殺を伝える報道が影響を与えた可能性も指摘しています。

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非正規雇用の雇止め

特に女性の自殺者の急増が顕著で、10月には女性の自殺者は前年同月比で約83%も増加しました。この背景には非正規雇用の雇止めがあるとみられています。

総務省が発表する「労働力調査」のデータでは今年4月以降、正規雇用の従業員は増えています。しかし、その一方で「非正規雇用」の従業員は減少しており、9月のデータでは、前年に比べて73万人(4.8%)の雇用が失われています。これには女性のパート従業員26万人が含まれます。

パートやアルバイトで働いている場合、雇用保険に加入していないことが多く、失業しても失業保険などが受け取れません。そのため生活に困窮している人も多くいるとみられています。

政府は、新型コロナウイルス感染症の影響により職を失った場合の救済策として助成金を支給する仕組みを作りました。しかし、申請のための知識が欠如していることも多く、なかなか支給は広がっていないといいます。

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